先日、頭に浮かんだ言葉がある。「さよなら!女性ホルモン」だって。
ねぇ、なんだかおしゃれな映画のタイトルみたいじゃない?!
「さよなら!エストロゲン」では、ちょっと深刻な感じがする。
「さよなら!テストステロン」は語呂もよく面白いけれど、わけが違う。
って、いったいなんなんだって思って、記憶の底から浮かび上がってきたのは、氷室冴子著「さようならアルルカン」だ。
実は著者も知らず読んだこともなかったのだが、タイトルだけは長年、脳にこびりついていたようだ。
それで、これは今読むべきと思い立ってすぐに図書館で借りて読んでみた。
40年以上前に出版された作品で、コバルトファンであった私ならば思春期に読むべきだが、氷室先生の著作の中では文学的で当時の(今も)スカスカの頭の私に本質を理解できるようにないものだった。
もしかしたら読んでいたかもしれない。だとしても記憶に残ることはなかったのだろう。
どちらにしろただ、タイトルだけはずっと記憶の底に蓄積されていた。
だからこそ今、第二の(第3の?)思春期ともいえる年頃になり、この本がホルモンの枯渇と共に姿を現したことに、何か特別な意味のあることにように思えてならない。
どんな内容かって?
それはね、私と同世代の人はぜひ読んでみてくださいな。
それと姪や甥世代にも読んでもらいたいけどね。
あなたが自分を取り戻すお話です。
おわりに、だれもお前のホルモンバランスの話など興味がないわい、と思われたでしょうが最後まで読んでいただきありがとう。
そもそもこのブログが読まれてないわい!(笑)